国立科学博物館

新館になってから初めて入りました。
設計は芦原さん。
外観は友人が博物館とは知らずに「上野でマンション建設してるの?」とのたもうた位素っ気無いもの。

内部は最近とんと見ない、両端コアの70年代風平面。
このタイプの特長は両端に集約されている為、中間領域がゆったり、無柱で使える点。
短所は、アクセスが恐ろしく悪くなる点。

今回はその欠点もろに出てました。
入り口から入って一番奥まで歩き、また同じところから出る、その繰り返し。
もう歩行距離が、足が・・たまらんちゃ。
https://www.asahiglassplaza.net/kenchiku/designfiles/case3/gaiyo.htm

さてはて、それらは置いておいて、展示内容は・・
もうものすんごい!の一言。

丁度、大ロボット博をやっていたけど、こちらは30分で終了。
https://www.robo2007.jp/

常設展示場に移動したけれど、その物量におどろき。

旧館のいかめしく天井の低い建物では決して入らなかったであろう、ティラノサウルスの標本が天井近くからにらんでいる。
まるでこのレプリカの為に建替えたのかという位にサイズもピッタリ。

大量の哺乳類の剥製の森。怖いくらい。
水生動物の展示も見事。
博物館の展示はこうやるのだ、という見本のような見事さ。
リアルで立体的、足りないところはひたすらビデオで補う。
ただ静止しているだけの展示箇所は殆どない。
動く、体験する。もぐる、見上げる。
まるで旭山動物園もかくあろうかという立体的展示手法。

当然本物の恐竜の骨もあり、奥様も大興奮。

歩き続けて疲れた~~。
でも、ここってレストランが配置の失敗と変更もあり
不便極まりなく最後にたどり着いた時はレストラン閉店時間になってました。残念!

3時間では見切れなくて、旧館内にあった日本観は見られませんでした。
360度パノラマスクリーンってどうなんでしょう?

招待券くれた方に感謝。
暇な1日が有意義に夕焼けに染まっていきました。
やっぱ仕事場が大公園の近くはいいな~~。