などと呼んではいけない。
設計屋さん、とさんづけでも同じ事。
即、けんかになる事うけあい。
弁護士を弁護屋、会計士を会計屋と呼ぶだろうか?
サムライ業を〇〇屋と呼ぶことは蔑称である。
そう呼ばれて喜ぶ自虐的な職業も無くはない。
建築設計士は最も誇り高い人種の集まりである。
独立独歩、設計施工分離の大原則に則って生きている。
孤高の存在である。
問題は孤高でない人たちである。工務店の下についている設計事務所である。
彼らは一般にそう呼ばれる傾向にある。下請け業という意味で。
千葉で設計事務所を開いていた頃は周囲の不動産業も建設業もそう見ていたようで、毎回説明するのが大変だった。
設計業独自の道を歩んでいる者たちを決して「屋」付けで呼んではならない。
またそうなるのを許してはならない。
もし呼ばれても平気になったら、それはあなたの事務所をたたむ時である。