8月7日に確認申請に出した。
正式には事前相談という形だが全く正式申請と同じ図書だ。
10月22日にめでたく正式受付となった。
ここまでで75日、約2.5ヶ月だ。
現在消防署の同意が終了し最後の難関、「構造適合判定」、略して「適判」テキハンに移行し、
最後の指摘事項が届いている。
これをパスすればめでたく合格。
さあ、建物を建てていいよ、の許可が下りる。
予定は12月1日だ。
ここまでで115日、4ヶ月弱である。
この日数は法改正以前の約4倍以上。
もししくじれば約80万円の確認申請料は泡と消える。
この金額は以前の4倍以上だ。
それがもう一度払ってください。
もう一度、頭から出しなおして下さい。
という事になる。
費用と手間が4倍になった上に、しくじったらそのさらに2倍。
つまり8倍ずつかかる事になる。
このとんでもない法律を作ったやつがいる。
現国土交通省だ。
法律の解釈も手続きの現実も全く知らない者達だ。
いくらかは緩和されるらしい。
軽微な変更や認定書等の書類の簡略化、らしい。
でもそんなの全然関係ない!だ
最も我々の負担になって手続きを凍らせているのは
誤字脱字以外の一切の訂正変更を認めない、という一文だ。
法律は解釈で決る。
我々は建築基準法のプロだ。
この法に関しては日本で最も精通した者達だ。
弁護士など門外漢に等しい。
それが日本全国全て異なる状況で全て同じ答え解釈が出るはずはない。
もし一つの法律の解釈が一通りしかないのなら、裁判所は不要となる。
なのに、役所側の個個人の解釈と異なるからと言って
全てがアウトではありえない。
異なる事と間違っている事は別物だ。
あまりに当たり前すぎて、これ以上語る気にもなれない。
一刻も早く、この馬鹿げた法律をデリートせよ。
そして我々建築家も信頼を回復させるために
アピール、努力しよう。