土地選定、第1回目を終了。
多くの優良候補地から現地調査と企画立案を重ねて絞る事数回。
結局、目白周辺地と茗荷谷周辺地が残りました。
どちらも明るく健康的なコーポラティブにぴったしの環境と立地条件。
戸数は20戸と9戸。
写真2枚とも茗荷谷「教育の森公園」。
打ち放しの建物は文京スポーツセンター設計大谷幸夫、建築の力を感じる。
https://mira.bio.fpu.ac.jp/shiono/ARCHITECTURE/Bunkyo_Sports_Center.html
じめじめした地底低層コーポラティブは避けたい。
日本の夏は暑くて高湿度。
ヨーロッパの低湿度夏とは全く逆。だから向こうのマネをしたらひどい目にあう。
地下住居を購入して、少しでも留守にしたら、もう大変。
一度コンクリートに根付いたカビ菌は滅多な事では取れない。
表面をいくら張り替えても無駄。
こちゃこちゃした、ミミズ君が好きそうな、曲がりくねったメゾネットも避けたい。
80m2以下のメゾネットなんてありだろうか?
ましてや3層構造の80m2住戸となると、何も言えない。
いくら閑静な住宅環境でも窓を開けたら目の前2メートルに他人の家が立ちはだかる、なんていうのも願い下げです。
木造戸建てのユーザーにも納得させるのがRC造コーポラティブの使命。
ダンスも踊れない貧相なリビング、細くて折れそうな階段が主役然とのたうつ吹抜け。
小さな子供やペットは必ず落ちるような透明感たっぷりの手摺。
納戸かと見まがう主寝室。
いつから日本人の空間スケールはちっぽけになったのか?
戦後、長い時間をかけて豊かな空間への憧れを育て続けたのではなかったのか?
日本には日本のコーポラティブ。
マンション特有の駅近至便と眺望の良さ、空間の豊かさを無視したら、分譲マンションで目が肥えたユーザーにそっぽを向かれる。
コーポラティブという甘えは許されない。
と言う訳で、第1回候補地のコーディネートをして頂ける
経験豊かなコーディネーターを大募集中です。
明るい、健康的、眺望の良い、自由設計の満喫できるコーポラティブハウス作りにご協力下さい。
土地は生もの、急がなければ。
連絡は空間システムまで。
https://www.space-o.com/contact.html