商業地域なのに道路から30m離れた隣接地に住居系があり、
そこからの日影規制で容積率が大きく損なわれる。
よくあるパターン。
本来高層建物がすっきり建つはずなのに、日影の影響で
高層部分に大きく制限がかかる。
この高層部分の面積は、敷地1000㎡でも500㎡でもさほど変わらない事がある。→図面2)、3)
無論、敷地の形状、向きによって大きく変わることは言うまでも無い。
しかしパターンによってはこれが変わらないのだ。
1000㎡1箇所だと350%しかとれなくても、500㎡2つに分割するとそれぞれ570%ずつとれたりする。
1)1000㎡1敷地で低層日影 4階建て容積率262%
2)1000㎡1敷地で高層日影 20階建て容積率356%
3)500㎡2敷地に分割、高層日影 20階建て容積率578%
これが建物のプロポーションからも一番現実的なプラン。
この辺がボリュームチェックの面白いところ。